CODED ARMS

CODED ARMS

『CODED ARMS』（コーデッドアームズ）は、2005年7月にコナミがリリースしたPlayStation Portable向けのファーストパーソンシューター（FPS）ゲームです。このゲームは、ランダムに生成されるマップを特徴としており、プレイヤーは毎回異なる環境でプレイすることができます。この独特なゲームデザインは、ローグライク要素とFPSの融合に成功している点が魅力的です。また、武器の成長システムも取り入れており、RPG的な要素も感じられます。さらには、PSP初の純日本製FPSとして、その重要性は特筆に値します。

ゲームプレイとストーリー

プレイヤーは、「A.I.D.A.」という仮想世界にダイブし、ハッキングを行うことになります。ステージごとに「A.I.D.A.」が新たにマップを生成し、最深部に位置するターミナルゲートに到達することで、そのステージをクリアすることができます。プレイ中には新たな武器や成長アイテム、回復アイテム、弾薬などのプログラムが出現し、敵を倒すことでそれらを入手することも可能です。さらに、手に入れた武器や成長データは、マルチプレイでも活用できるため、シングルプレイでの進行がマルチプレイに影響を与えます。

ステージ構成

『CODED ARMS』にはいくつかの異なるセクターが存在し、それぞれ特有の特徴があります。例えば、

• - SECTOR 0 TRAINING: これはトレーニングプログラムで、全1面で3階層、ボス戦はありません。
• - SECTOR 1 CITY BASE RUINS: 初級戦闘訓練プログラムで、全3面で6階層、ボス戦は無いです。
• - SECTOR 2 CITY BASE RUINS: 上級戦闘訓練プログラムで、全3面13階層があり、最下層ではボス戦が待っています。
• - SECTOR 3 INFINITY: 階層が無限に続き、10階ごとにボスが出現するため、最もローグライクな体験ができるセクターです。

マルチプレイ要素

このゲームには最大4人で対戦できるマルチプレイも用意されています。2008年11月からはアドホック・パーティーにも対応しており、より多くのプレイヤーと楽しめる環境が整いました。主なルールは以下の通りです。

• - デスマッチ（DEATHMATCH）: あらかじめ設定されたポイントを取得するか、制限時間時点で最もポイントが高いプレイヤーが勝ちになります。
• - キープ・ザ・マーク（KEEP THE MARK）: マップ中にあるマーカーを奪い合うルールで、取得したプレイヤーにスコアが加算されます。倒された場合、マーカーは初期配置に戻ります。
• - ラストマン・スタンディング（LASTMAN STANDING）: 基本的にデスマッチと同様ですが、倒されたプレイヤーは復活できず、最後に生き残ったプレイヤーが勝利します。倒されたプレイヤーは、SPYCAM機能で他のプレイヤーを観戦できます。

注意事項

ゲーム内でセーブしたデータをロードするとき、TERMINALを選ぶとステータスがハッキング前の状態に戻るため、注意が必要です。

このように、ランダムマップ生成や多様なプレイスタイルが楽しめる『CODED ARMS』は、シングルプレイとマルチプレイの両方で新しい挑戦を提供する作品となっています。

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